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「要経過観察」「要再検査」を放置していませんか?
お手元の健康診断の結果表にC(要経過観察)・D(要再検査)・E(要精密検査)といった判定はありませんか?仕事や家事に追われていると、「今は自覚症状がないから」「次の健診まで様子を見よう」としまい込んでしまいがちです。
しかし、その段階こそが運命の分かれ道。「要再検査」などの判定は、「今ならまだ、生活習慣を少し変えるだけで、薬を使わずに健康に戻れるチャンスがありますよ」という、体からのサインなのです。
このサインを放置すると、数年後には糖尿病や高血圧など本格的な病気へと進行する可能性があります。「あの時、一度病院に行っておけばよかった」と後悔しないためにも、悪い結果が出た時こそ、専門医である私たちを頼ってください。
サイン①:血糖値・HbA1c
当院は糖尿病専門医が診療を行うクリニックです。そのため、血糖に関する項目でのご相談は特に専門としています。
血糖で注目すべき項目は「空腹時血糖値」と「HbA1c」。空腹時血糖値は100〜125mg/dL、HbA1cは5.6〜6.4%が境界型と呼ばれる糖尿病予備群であり、この段階から、血管へのダメージ(動脈硬化)は始まっています。
この時期に適切な食事・運動療法を行えば、将来糖尿病になるリスクを半分以下に減らすことが可能。当院では、膵臓の状態を詳しく調べ、「どうすれば数値を正常に戻せるか」を具体的にアドバイスします。
サイン②:血圧・コレステロール値・中性脂肪
血圧が高めの方
健診で高血圧と診断されても「家で測ると低いから大丈夫」と自己判断していませんか?当院では、24時間の血圧変動なども考慮し、本当に治療が必要かどうかを慎重に見極めます。いきなり強い薬を出すことはありませんのでご安心ください。
脂質(コレステロール・中性脂肪)の異常
LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪の数値が高いのは身体からの黄色信号。これらは、動脈硬化の直接的な原因になるため、頸動脈エコーなどで血管の状態を確認し、食事指導や必要に応じた投薬でコントロールしましょう。
サイン③:尿酸値・肝機能・腎機能
尿酸値が高い(高尿酸血症)
「痛風」の発作が出ていなくても、高い尿酸値は腎臓を傷つけて動脈硬化を進行させてしまいます。ビールを控えるだけでなく、体質に合わせた薬が必要な場合もありますので、まずは詳しい検査を行いましょう。
肝機能(AST,ALT,γ-GTP)の異常
お酒を飲まない方でも増えている脂肪肝(NASH/NAFLD)。肝臓に脂肪が溜まると、肝硬変や肝がんへと進行するリスクがあるため、「ただの肥満」と軽く見ず、生活習慣病の一環として治療するよう心がけてください。
腎機能(クレアチニン,eGFR,尿タンパク)の異常
腎臓は一度機能が失われると二度と回復しません。健診で尿タンパクが出たり、eGFR(腎臓の点数)が60を下回ったりした場合は、腎臓を守るための治療を急ぐ必要があります。糖尿病や高血圧が背景にあることが多いため、当院での総合的な管理が有効です。
再検査・精密検査の内容
医療機関での再検査は、健診でのスクリーニングとは目的が異なります。「なぜ数値が悪かったのか」「治療が必要なレベルか」「他に隠れた病気はないか」を掘り下げて詳しく調べます。
当院で行う主な精密検査
詳細な血液検査
健診項目よりも細かい項目(インスリンの出方、甲状腺ホルモン、詳細な脂質など)を調べます。
画像検査
腹部エコーで肝臓や膵臓の状態を見たり、頸動脈エコーで血管の詰まり具合を見たりします。
尿検査の再評価
早朝尿や随時尿を比較し、腎臓の状態を正確に評価します。
生活背景の問診
数値の悪化原因となっている生活習慣(食事時間、ストレス、睡眠など)を探ります。
早期受診が将来の健康を
守ります
「結果が悪かった」という事実は変えられませんが、「その結果をどう活かすか」は今すぐ変えられます。一番もったいないのは、次の健診まで何もせずに過ごし、1年後にさらに悪化した数値を見て落ち込むという悪循環を繰り返すこと。早めに受診することで、食事や運動の工夫だけで改善できる可能性も高まります。
受付時に「健診結果の相談がしたい」とお伝えいただければ、地域のかかりつけ医としてスタッフ一丸となってのサポートします。10年後も笑顔で元気に過ごせるよう、まずは健診の結果表を当院に相談してみませんか?
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